仕事の生産性を考えた場合、出勤前のランニングが一番おすすめです。もちろんペースは気持ちよく感じるくらいのゆっくりペースのジョギングです。朝のランニングは太陽の光を浴びることにより、体内時計をリセットする効果もあり、生活リズムを整える意味でもオススメです。
ランニングで血液循環を促された脳は仕事を始めるには最高の状態になっています。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという物質の分泌を促し、ポジティブな気持ちで仕事に臨むこともできます。また、ランニング中にある程度仕事に対して意識が向いていると、1日の行動をイメージしたり、アイデアが舞い降りてくることもあります。
以下の書籍では運動は学習能力向上・集中力維持やストレス発散・精神安定などに効果があることを多くの実験や事例を元に紹介されています。興味のある方はご参照ください。
仕事に活かすランニングの応用編として、ランニングを実践的な思考の整理やアイデア出しの時間としても使えます。
コツとしては自分がアイデアを出したいテーマや結論を出したい課題などについてのみ頭の中でフォーカスするようにします。不思議なもので走っていると1つのテーマにフォーカスしようとしても色んな考えや雑念が入り込んで来ます。そういった意味ではランニングは座禅に近いかもしれません。もし雑念が入って来たり、他のことを考えてしまっても、テーマについて考えるように再度思考を戻します。具体的なアイデアが出なくても「○○○を実現するにはどうしたらいいか?」というような感じで心の中でつぶやきつづけるような形でも大丈夫です。
そうしていると稀に「×××はどうか?」みたいな形で1つの着想に至るケースがあります。そういった着想が舞い降りて来た後には不思議とアイデアが水を切ったように広がることがあります。ひらめきがあった時は瞬間的にメモを取ることが重要です。アイデアが降りてきてから少しでも時間が経つと頭から消えてしまうのがアイデアです。便利なのが、スマートフォンのボイスメモです。スマートフォンに独り言をつぶやいている姿には違和感があるかもしれませんが、アイデアを最も逃しにくいメモの残し方です。走った後にボイスを文字として起こしておくと良いでしょう。
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